はいどうもこんにちは、ミギーです!
今回紹介するのはNetflix制作の【ストレンジャー・シングス~未知の世界~】
いまやNetflixのドル箱コンテンツです。
面白い!ドハマりしました!!
2016年にシーズン1配信。
2017年のシーズン2配信後には
“世界でもっともツイートされたストリーミングドラマ”
“世界でもっともGoogle検索されたドラマ”など話題に。
2019年のシーズン3では4日間でなんと
4070万世帯が視聴(←もう想像つかないレベルw)
Netflixの全オリジナル映画・ドラマのうち、
過去最大の視聴者数だったそうです。
(2019年Netflix公式Twitter発表)
監督、脚本、製作のザ・ダファー・ブラザーズが
15~20局の放送局にアイデアを持ち込んだものの断り。
当初は無理だと思っていたNetflixが引き受け、
その後はもういろんな賞を総ナメです。
私がNetflix担当者だったら
だいぶドヤ顔するレベル(笑)
役者陣が有名人ばかりでないのもいい感じです。
「みんな知っているあの俳優」みたいなのが少なく、
(ウィノナ・ライダーとデヴィット・ハーバーくらい?)
子役たちは本作が初めてのビックタイトルという子も多いです。
個人的にはエル役のミリー・ボビー・ブラウンは、
『ハリー・ポッター』のエマ・ワトソンのような道を歩むように思います。
いや、これ面白いです。
何でもっと早く見なかったんだろうと思いました。
というわけで、もう観た人もこれから観る人も、
何が面白かったのか?感想と考察をしていきます。
超ざっくり感想
まず面白いのが
「早く次のエピソードが観たい!」
と思わせるストーリーと構成、
とてもテンポが良いです。
あとは、ヒューマンドラマやファンタジー、SF、コメディ、アクション・・・
もういろんな要素が詰まっているのですが、ブレンド具合が素晴らしいですよね。
めちゃくちゃよく考えられていると思います。
ぶっちゃけ過去の名作のパクっ・・・オマージュが多いのですが、
ブレンドが見事(2回目)
ケンカしないで融合しているのですよね~。
だから、『ストレンジャー・シングス』ってどんな作品?
と聞かれるとなかなか表現が難しいのですが、
一言でいうなら【少年たちが未知の怪物を倒す物語】です。
主人公は4人の少年たちと超能力少女なのですが、
サブキャラのエピソードとか、それぞれのバックボーンとか、
いろいろな話が展開されるものの、
これが最終話に向けてキレイに回収され、
まとまっていくんですよ。
超ざっくりシーズン振り返り
シーズン通して言えるのは、
本作仲良し4人組の男の子と、
超能力を使える女の子・エル(イレブン)
その親や仲間たちの物語です。
超ざっくり各シーズン解説シーズン1
- 仲良し4人組の1人・ウィルが失踪
- 現実と異なるもう一つの”世界”がある
- もう一つの”世界”には怪物がいる
- もう一つの”世界”と現実の”世界”がイレブンによって繋がれた
- そして現実世界に怪物が!ウィルはもう一つの世界に
- しかし、エルと少年たちが力を合わせて倒す!
- そしてエルは自分を犠牲して怪物を退治。ウィルは生還。
めでたしめでたし・・・
からの!!シーズン2
- シーズン1で倒したのは怪物のほんの1部
- イレブンは身を隠していて警察署長の小屋で匿われる
- 怪物がウィルに寄生する
- もう一つの世界と現実世界のゲートを絶つように動く
- ウィルから怪物を退治
- ゲートを閉じる
めでたしめでたし・・・
からの!!!シーズン3
- 悪い組織がせっかく閉じたゲートを開けてしまう
- 怪物が本気出してくる
- 様々な人間に寄生して巣を作り始める
- 巣を撲滅しにいく少年たち
- 少女の力だけじゃなく少年たちの活躍で悪い組織を撃退
- ゲートが閉じて、寄生された人々も開放
めでたしめでたし・・・
からのシーズン4は誠意制作中!!
個人的なお気に入りシーンベスト3
No.1 エルの姉妹との決別シーン
No.2 エルとマイクの初めてのキスシーン
No.3 エルがマイクの飛び降りを救ったシーン
全部エル絡み!笑
でも、このドラマの最重要パーソンは一貫してエルだと思うんですよね。
エルいなかったら・・・
ゲートは閉じない
デモゴルゴンは死なない
マインドフレイアは倒せない・・・
残っている伏線も、11番と8番以外の子供たちや母とのくだりなどで、
実質、本作の中心人物はエル。
そんなエル大好きな私のお気に入りの理由は。
姉妹との決別
シーズン2で、エルの姉・カリ(008のタトゥー)が出てきます。
カリの所属するギャングでの活動を促されますが、エルは拒否。
マイクたちの元へ帰っていきます。
「守られるんじゃない。私が(マイクたちを)守るの」
ストレンジャーシングスの中で一番泣けました。
研究所で過酷な時間を過ごしながら、
マイクたちと関わる中で本当の愛や友情に触れることで、
エルが”大切なもの”に気付いた瞬間です。
現実世界もそうですよね。
人に与えてもらうのではなく、自分が与える。
様々なドラマが生まれている本作ですが、個人的に一番グッときました。
エルとマイクの初めてのキスシーン
シーズン1の最終話ですね。
ものわかりの悪い(当たり前なのですが)エルに、
マイクから近づいて優しく、でもフレッシュな感じのキスをします。
これは後のシーンにも影響するのですが、
エルが”大切なもの”にはじめて触れるシーン
なんですよ。
触れるというのは唇じゃなく愛って話です。
シーズン1通して無意識だったそれ(愛)が明確に見えるところなのですね。
めちゃくちゃ好きなシーンです。
エルがマイクの飛び降りを救ったシーン
シーズン1の5話(だったかな?)
これはですね、エルが初めて少年たちの仲間と認知された瞬間なんです。
もっというと、少年たちにエルがコミットし始めた瞬間でもあるのです。
ストレンジャーシングス全体で、心が動き、
変化した瞬間って大小合わせてかなりあります。
中でもラブストーリーと少年少女たちの成長は見ごたえ十分です。
ここまでが私のお気に入りシーンですが、
本作は冒険の中にある”ラブ”にも注目です。
ラブストーリーたち
一番のラブはマイクとイレブン(エル)!
純粋に思い合う二人がめちゃくちゃ応援したくなるんですよね~。
ませてる感じは少しありながらも、思春期の少年少女の恋愛感が全開で、
シーズン1~3までキスシーンがあるのですが、どれもシチュエーションが違っていい感じ!
ルーカスとマックス
マックスの兄の目を盗んで逢引きしたり、
好きだからつい突っぱねてしまうような青春的青臭さが最高の二人。
バスに隠れている中、怪物に襲われ、とっさに手を握るシーンが一番好き。
ジョナサンとナンシー
一つ上年齢層による青春ラブストーリーが展開。
ナンシーは一瞬ビッチのように見えながら、
実は結構芯があって、徐々にジョナサンに流れていくバランス感覚がいい。
決して超美人な女優さんではない気がする(※個人の意見です)が、
不思議と目で追ってしまうような危うさや目線の使い方がいい。
署長とウィルママ
シーズン3で急接近の二人。
結末は悲しいが、大人の恋愛、見せてもらいました!
少年少女の成長~登場人物たちの愛すべきキャラクター~
ストレンジャーシングスは、
キャラクターがとても魅力的。
実はみんなどこか問題を抱えてて、逃げる人もいれば向き合っていく人もいる、
自分で問題に気づいてなかったり、ほったらかしてる人がいたり、
自分の身の回りの人のどこかに当てはまるような人は一人いる。
そんな様々な人間模様が映し出されているのが特徴です。
各キャラクターがキチンと描かれているので、
共感したり、理解ができます。
描かれたキャラクターと一人一人の行動が合致している分、
ストーリーが進行するにつれてどんどん絡み合ってキャラが活きている気がします。
少年たちは本当に愛すべきキャラが多い。
怪物は大人たちを瞬殺でなぎ倒していくので、
「みんな、死なないで!!」とハラハラする
こと間違いないです。
設定が1980年代ということで、携帯電話もないわけです。
連絡が取り合えないからみんな自由に動きます。
というか電話とか繋がらないから思い込みと予測でみんな動くのですね。
動いた先に・・・怪物…!的なドキドキも楽しめます。
デモゴルゴンとマインドフレイア
どちらももう一つの”世界”の怪物で、
マインドフレイアが母体でデモゴルゴンはマインドフレイアに使える下っ端にすぎません。
シーズン1はデモゴルゴン、シーズン2・3ではマインドフレイアと戦います。
ダスティンが自分たちのハマっているボードゲームから命名しました。
まとめ
本作を観た発端は新卒女子が朝めちゃくちゃ眠そうにして出勤。
「ストレンジャーシングス」観てて夜更かししたと。
「え、ミギーさん知らないんですか?」
めちゃくちゃ流行ってますよ。
え、、、そもそも契約してない?
あーーーー、じゃあ契約しなくていいですよ。
ネトフリは沼なんで契約しない方がいいです。
・・・そんなこと言われたら契約するよねっ!!!
というわけで、契約して真っ先にみたのがこれ。(その後『フォロワーズ』『全裸監督』と制覇)
シーズン1から3まで2週間で鑑賞しました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
別のレビューもぜひ観て下さいね。
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