<監督・キャスト>
監督:ニコラウス・ゲイハルター
<解説>
誰もが毎日のように口にしている肉や魚、果物や野菜といった食べ物が、どのようにして食卓へと辿り着くのかを追ったドキュメンタリー。
近年、食糧生産の現場では、大量生産のために家畜や魚までも機械で管理せざるを得ない状況となっている。
オーストリアのドキュメンタリー作家、ニコラウス・ゲイハルターが2年の歳月をかけてその現場を取材し、作業の様子を淡々と綴ることで、“いのちを食べる”ことの真実を浮き彫りにしていく
<これから観る方への感想・ネタバレなし>
昨日のご飯何食べました?
牛・豚・鳥、野菜・・・
あなたの食べているごはん、
そのすべての食材がどのように生まれ、食卓に届いているのか?
その原点を見ることが出来る映画です。
本編、セリフが一切ございません。
食糧問題を考えよう!とか
農家の人の思いを考えよう!とか
ナレーションも一切ございません。
しかし、最後までしっかりと観る必要がある、
スーパーで食材を買い、ファミレスでご飯を食べたことある人は、
一度は観ておくべき映画です。本当です。
前置きを繰り返しますが、眠くなります。(笑)
しかし、観終わった後きっと何か感じるはずです。
モノを食べるときに。
心の準備をして、ご鑑賞下さい!
<ネタバレ感想>
※この後下にはネタバレ感想注意※
とにかく無音。
いつ、誰か出てこないかと待っていても最後まで何もなかったという、
ドキュメンタリー映画にしてもなかなか突き抜けている作品と感じた。
しかし、広大な敷地にブワーーーっと農薬が撒かれたりとか、
牛や豚が一瞬で死に、横たえて並んでいく姿は圧巻。
下手にセリフやナレーションがない分、
生き物が死んでゆくことに対して感じるものが、
人によって受ける印象、またその深さが異なるように思う。
私は、“なんというありがたい命をいただいているんだ”
と映画のタイトル通りの感情をいだいてしまいました。
その日のファミチキが、妙にありがたく感じたのはここだけの話。
将来子供が出来て、少し大きくなったくらいに見せたい。
最後まで観るかはわからないけど(笑)
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