<監督・キャスト>
監督:ロブ・マーシャル
主人公メリー・ポピンズ=エミリー・ブラント
大ヒット映画「プラダを着た悪魔」でハリウッド進出を果たしブレイク。
私が好きなのは「オール・ユー・ニード・イズ・キル」←めちゃくちゃ面白い
「ヴィクトリア女王 世紀の愛」、「イントゥ・ザ・ウッズ」などでゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネート。
宮崎駿監督作「風立ちぬ」(13)英語吹き替え版では、里見菜穂子の声を担当。(へえ~)
<あらすじ>
アカデミー賞5部門に輝いた1964年公開の名作ディズニー映画「メリー・ポピンズ」の20年後を描いた続編。
大恐慌時代のロンドン。バンクス家の長男マイケルは今では家庭を持つ父親となり、かつて父や祖父が働いていたロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし現在のバンクス家に金銭的な余裕はなく、さらにマイケルは妻を亡くしたばかりで家の中も荒れ放題。そこへ追い打ちをかけるように、融資の返済期限切れで家まで失う大ピンチに陥ってしまう。そんな彼らの前に、あの「ほぼ完璧な魔法使い」メリー・ポピンズが風に乗って舞い降りてくる。
主人公メリー・ポピンズを「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラントが演じるほか、共演にも「キングスマン」のコリン・ファース、「マンマ・ミーア!」のメリル・ストリープ、「007 スペクター」のベン・ウィショーら豪華キャストが集結。前作でメリーの親友バートを演じたディック・バン・ダイクも出演する。監督は「シカゴ」「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」といった大ヒット映画のほか、舞台演出家・振付師としても活躍するロブ・マーシャル。(映画.comより)
<これから観る方への感想ネタバレなし>
安定のディズニーミュージカルです!
めちゃくちゃ楽しい!
とにかく何も考えずにラク~に観れちゃう1本です。
役者紹介欄にも書かれていますが、かつて『プラダを着た悪魔』で、
メリル・ストリープのアシスタント役だったエミリーブラント。
(アンハサウェイの指導兼アシスタント役)
そして今作、エミリーブラントに華を添える脇役でなんとメリル・ストリープが降臨
鳥肌です!(私だけかな?笑)
予告編の1分23秒あたりでチラッと映ります(笑)
予告編はこちら
<もっとふか~い感想・ネタバレあり>
64年の作品と比べても、大変にわかりやすく気持ちいい仕上がり。
何って全体的に衣装可愛い、男も女も大人も子供も。
メリー・ポピンズは、大人にも“こども心”や“遊び方”を教えてくれる魔法使いという明確さは何一つ変わっておらず、
今回は彼女に教わったはずの子供もやがて大人になると忘れてしまうという切なさを孕んでいてなんと54年という時を経て現代に戻ってくるという素晴らしい出来事ですよ。
続編っていいものと悪いものがあるけど、本作は間違いなく“いいもの”。
価値のある続編だったと思います。
いつの時代にもメリー・ポピンズはの遊び心は忘れてはいけない!
ストーリーは良くの悪くも現代風にアレンジされてて私は好き。
前作で露骨に“こいつが悪役”というキャラがいなかったのに対して、
今回はコリンファースという悪役がいるからどうかなと思ったけど、
むしろ悪役がいるから話がとってもわかりやすくなっててよかった。
やっぱり見せ場は歌&ダンスです。
エミリー・ブラントとリン=マヌエル・ミランダも歌上手いし魅力的。
パフォーマンスの演出や舞台そのものにすごく魅力を感じました。
最初の風呂での大冒険
CGとわかるが許せるレベル。
いや、むしろ小さな子供にはあれくらいのCGがちょうどいいんじゃないかと思えます。
大海原を公開してイルカや海の動物に触れ、心が洗われていく・・・
のっけにこいつがあることでグッとファンタジーの世界に引き込まれます。
エミリーブランドと、子供たちとの共演もGOOD。
ミュージックホールの踊りもカッコよかった!
特筆するべきは、ディック・ヴァン・ダイク。
前作で演じたミスター・ドース・シニアの息子であるミスター・ドース・ジュニア役で出演し、撮影時点でなんと91歳!にもかかわらず、劇中では往時を彷彿とさせるタップダンスを披露しています。ヤバいです。後から知って私はもう一度観に行きたい(笑)
あと個人的には「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」出してほしかったなぁ(笑)
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