どうもこんにちは!ミギーです。
前回のブログで、
Googleアドセンスに落ちまくって、
ブログ崩壊の経緯を現場からお伝えさせていただきました。
3月の絶望~アドセンスに落ちまくった末路~
今回、
しっかりと正面突破してブログを収益化させたいと、
映画ブログに真正面から向き合おうとした結果、
とんでもない事実を目の当たりにすることになってしまいました。
多くの人に読まれるブログになるためには、
これまた当たり前だが、読者が読みたいと思う内容が書いていければならない。
私はこれを普段のBtoBの営業手法に落とし込んで考えることにしました。
私の勤務先は出版社になりますが、BtoBでブランディングブックや周年史制作の提案をしています。
本ブログはたかだか2,000文字くらいの文章が中心ですが、
いわゆる読み物の意味では書籍と同じと捉えてやってみました。
書籍を制作するとき、
必ず著者と出版社側で擦り合わせていなければならない“2つのこと”があります。
重要1=出版(ブログ)の目的は何か?(目的、KGIやKPI)
重要2=読者は誰か?(ターゲット層、ペルソナ)
要するに『誰向けの何の本か?』ってことで、
ここがブレると、まるで面白くない、超つまらない書籍ができます。
タイトルや本文に入る前に、編集者が必ずすることは、
著者の名言を引き出すことでもなく、スゴイ話を聞くことでもない、
- あなた(著者さん)何が言いたいの?
〇それ、誰に伝えたいの?
の2点です。
私のコンセプトは、
『映画の作り手と観客をつなぐ映画ブログ』(仮)
としています。
<大目的>
世の中にはまだまだ知られていない、『カメラを止めるな』みたいな名作がたくさんあります。
それを多くの人に知ってほしい。
「何かおもしろい映画でもないかな?」と考えている人に合った、
映画に出会えるブログにしたい
<目的>
ブログでのマネタイズ(映画に詳しいという信用力の取得)
としています。
言いたいことはまだ完璧でないがまぁOKではないかと。
さて、じゃあターゲット層となる“多くの人”って誰?となります。
私は映画によって違うと、思っていました。
コナン君を見る層と、ボヘミアンラプソディを観る層は根本的に違うと思っていたんですね。
だから、ジャンルを選ばず、手当たり次第に映画レビューを書きまくって、これを継続していけばいいと思っていました。
でも、そもそも映画業界で何本の映画が年間に公開されていて、
観ているメイン顧客(映画にお金を落としている人)ってどんな人なのだろうと考えて、
イチから調べてみました。
したらば、衝撃のデータに巡り合いました。
NTTコムリサーチ社が10代~70代まで、
約3,200名に行ったモニターアンケートの結果です。
質問:映画に興味をもった情報源はなんですか?
NTTコムリサーチ社第7回 「映画館での映画鑑賞」に関する調査
【図14】直近に観たタイトルに興味をもった情報源<複数回答>より引用
<回答対象>直近1年以内映画館鑑賞者
ブログを参考に映画を観る人
2%って!!!!
(50人に1人ですやん・・・)
ちなみに別ジャンルではどのような結果か見てみました。
例えば、投資における個人投資家の情報収集はブログ10%になっています。
(10人に1人の割合)
経済産業省 2010年 個人投資家の投資意識とIRニーズに関するアンケート【結果報告書】より引用
2010年のデータとして考えるとおそらく、
投資家の情報収集手段としてブログは増えているはず。
実践データはみんな興味ありますからね。
一方映画・・・
更に追い打ちをかけるのがこちらのデータ
NTTコムリサーチ社第7回 「映画館での映画鑑賞」に関する調査
【図1】直近1年以内の映画館での映画鑑賞率(単一回答)より引用
<回答対象>全員
まてーい!!
そもそも日本国民は映画を観ないのか?(笑)
しかし、
ここで折れてはいけない。
必ず活路があるはずだ。
リサーチを読み進めると面白いデータに出会った
【図5】(男性)年代別の鑑賞率の推移(単一回答)
<回答対象>男性の直近1年以内の映画館鑑賞者
【図6】(女性)年代別の鑑賞率の推移(単一回答)
<回答対象>女性の直近1年以内の映画館鑑賞者
NTTコムリサーチ社第7回 「映画館での映画鑑賞」に関する調査より引用
なるほど。
10代~20代は狙い目、特に女の子と。
【図7】直近1年以内の4ジャンルの鑑賞率
<回答対象>直近1年以内の映画館鑑賞者
NTTコムリサーチ社第7回 「映画館での映画鑑賞」に関する調査より引用
なるほど。
邦画の実写、そしてミュージカルが人気と。
今日の調べた範囲では、
ポイント1:映画ブログでは見られる可能性が下がる。切り口を考える
ポイント2:10代~20代の女性が中心ターゲット
=読みやすく、女性受けしそうなデザインが必要と。
ポイント3:邦画実写やミュージカルが好まれると。
なんとなく見えてきたような気がしないこともない。
なお、一般社団法人日本映画製作者連盟によると、
2018年の新作の劇場公開数は1,192本。
総配給収入は約828億円となっています。
この中の、0.000000001%(ゼロの数は不安(笑))でも私のブログを観て映画に行ってもらえれば、何万円単位で業界に貢献することになるのか。
映画ブログは厳しい、もしかして書き続けても見られないかもしれない。
しかし、いろいろ考えて策をもっと練ろう!
ミギーの闘いは続く
コメント
[…] 【映画ブログなんて誰も読まない!!涙】ミギーの雑記2どうもこんにちは… […]