どうもこんにちは!ミギーです。
今回は『帝一の國』を紹介します。
本作はめちゃ笑えるコメディでございます。
バカまっしぐらな設定と役者たちのあつーいお芝居を楽しむことで、
ちょっと嫌なことがあっても吹き飛ばせるんじゃないかと思えるような作品なので、
B級映画感はありますが、万人にオススメできます。
私などが言わなくてもみなさんご存じですが、
菅田将暉くんのキレッキレ×ハイテンション演技
最高です!!!!!!!!!!
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ネタバレ結末
この作品は、海帝高校で生徒会長を目指す主人公・帝一の物語ですが・・・
結果、帝一は生徒会長にはなりません!
ラストに、帝一自身がライバル・大鷹弾(竹内涼真)に投票したことで大鷹弾が生徒会長になります。
そして弾の生徒会長就任のお祝いに、大好きだったピアノを弾いて終わりです。
曲名は『マリオネット』(操り人形)
そして・・・
美美子(永野芽郁)とはくっつきません!
なんと光明(志尊淳)とハグします。(笑)
ラストの考察
主人公の帝一の名前は「海帝高校で」、「一番になる(生徒会長になる)」
という父の想いが籠った名前です。
しかし生徒会長になりませんでした。本当はなれたのに。
生徒会長にならなかった意味は2つ
一つは本来自分自身の好きなピアノを弾いていたいから。
もう一つは、戦略的に生徒会長にならなかった。
=生徒会長になると、菊馬(野村周平)という邪魔者がついてきて、
ほぼ同じ票数の大鷹弾の派閥がハードルになる。
つまり、敢えて自分の表を相手と一緒にした方が自分に勝ち目があることに気づいた。
ということだと思います。
”生徒会長”という権力が欲しいのではない。この国を支配する権力が欲しい、
その長期的な目的のため、確実に力を付けられる方を選んだ、
と言う方が正しいかもしれません。
今の社会を風刺しているようで非常に面白い作品です。
ストーリー
全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門・海帝高校。
トップ=生徒会長をつとめると、もれなく将来の内閣入りが確約+東大確定のオマケつき。
主人公の赤場帝一(菅田将暉)は「総理大臣になって、自分の国を作る」夢を持ち入学。
側近であり親友の榊原光明(志尊淳)の厚いサポートを受けて、ライバルたちと闘っていきます。
帝一が1年生の時からスタート
海帝高校の生徒会長(3年生)・堂山圭吾(木村了)の次の生徒会長を狙う、
2年生の氷室ローランド(間宮祥太朗)VS森園億人(千葉雄大)。
その下について時期ポストを狙うライバルに東郷菊馬(野村周平)、大鷹弾(竹内涼真)。
そして幼馴染で恋人的ポジションであるヒロイン・白鳥美美子(永野芽郁)と結構豪華です。
主演クラスの若手が台頭しております。
菅田将暉×吉田鋼太郎の親子がまじで笑える
何といっても最大の爆笑ポイントは、親子で行う、
外部受験で入学してきた非エリートの大鷹弾との非公式テスト得点対決。
もうこれは説明するより観てもらわないと“熱量”が伝えきれないのですが(笑)
とにかく面白いです。(笑)
吉田鋼太郎×菅田将暉=無限大の笑い
の方程式があるとは知りませんでした。
親子の真剣なやり取りや親子としての関係性など、
バランスを崩すと来なく演じ切る両名はさすがとしか言いようがありません。
必見のシーンです。
野村周平君の『ちはやふる』とのギャップに萌え
野村周平君を認知する一番の映画は『ちはやふる』ではないでしょうか。
私はちはやふるが印象に強いです。
イケメン的扱いで、爽やかさと弱さが同居しているようなキャラが付いていたのですが、
彼はコメディも行けるようです。
ゲスで下品。性格のねじ曲がった癒着野郎と見事に、気持ちいいくらい爽快に演じてます。
ブログ作成のためにプロフィール観てたのですが、
彼は中国人のハーフのお母さんを持っているんですね。
全然そんな風に見えなかった・・・(すいません、それだけです笑)
竹内涼真くん安定のさわやか
まじでイケメン。
メナード君(化粧品会社メナードの公式CMキャラ。だいたいほぼイケメン選ばれる)を歴任しているだけあって、自然な表情や裏表のない性格の良さが出ちゃってます。
とにかく爽やかイケメン。
永野芽郁ちゃん主演の『君は月夜に光り輝く』で、病床にいるとき、
「この病室から竹内涼真に連れ出してもらうの」なんて冗談を言うシーンがあるのですが、
(しかも北村匠海君に向けて言うという笑)、
イケメンの象徴として恥ずかしくない存在感で君臨してございます。
永野芽郁ちゃんが可愛すぎる件
注目はエンドロールです。
男も女も、老若男女楽しめる彼女の笑顔はイオナズン級。
一人でエアギター弾いているのですが、1人エアギターで普通エンドロールすべての尺が耐えられますか?
彼女なら出来るんです!
スゴイです。もともと好きな女優さんですが、
本作では奥ゆかしくも力強い高校生を演じていてめちゃ惚れました。
今後も大注目の女優さんです。
本作で印象的なのは、ハイキックなんかもしちゃうところです。
あとは菅田くんとの糸電話を使った会話のシーン。
絶対盗聴されない会話の方法ですね(笑)
赤場帝一は生徒会長までの見どころ①評議会入り
自分自身が選挙に出る前にやること。
それは2年生の生徒会長となる派閥に入ること。
氷室ローランド(間宮祥太朗)VS森園億人(千葉雄大)
さて、帝一はどちらにつくのか?
探り合いと戦略の組み立て方は実生活に役立つこともあるかも?!
赤場帝一は生徒会長になれるのか!?試練②選挙対決
東郷菊馬(野村周平)、大鷹弾(竹内涼真)と3名で闘うことになる選挙戦。
果たして生徒会長になれるのか?どうなのか?
爆笑のやり取りを交えながら成長していく赤場帝一を楽しんでほしいと思います!
マイムマイム事件の印象
選挙で票を集めるために、みんなでマイムマイムを踊るシーンがあります。
ここは仲間をつくるという意味で印象的なシーンでした。
一人や数人の熱狂にマジョリティが巻き込まれていく構図がハッキリと見えていて、
こうして組織が出来上がっていくのだとふと感じました。
まとめ
ぶっとびのB級コメディなのですが、
役者陣が豪華!
そして、社会風刺が面白いです。
・選挙に参加しない若者
・国民は国の言いなりになっているマリオネット(操り人形)
・リアル政治家は氷室ローランド
⇒しかし本来は大鷹弾であるべきというメッセージ
こんな感じではないでしょうか。
笑いながら、政治を考えたり、参加したりするきっかけになる映画になればと思いました!
原作も面白いですよ!
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