はいどうもこんにちは、ミギーです!
今回紹介する映画は【おっさんずラブ~LOVE or DEAD~】
一言でいうと、B級映画だけど、相当面白い!
ドラマと合わせてみると更に面白いこと間違いなしの1本です。
今なら劇場版『おっさんずラブ LOVE or DEAD』公開に合わせて、
ドラマを無料で観ることが出来ます。VODにより期限がいつまでか不明ですが、
・テレ朝キャッチアップ
・TVer
・アベマTV
・GYAO!
・ビデオパス
・Amazonプライム・ビデオ
・dTV
・Hulu
・J:COMオンデマンド メガパック
・Netflix
・U-NEXT
と、 おおよそのVODで観れます。
私のオススメはAmazonプライム1択。
理由はコスパ。
月に映画1・2本くらいかなって人でも、プライムならおトクです!
この作品は、
デートでOK!夫婦でOK!友人や家族でOK!
もちろん男性同士でも・・・OKだお。
観る人を選ばない、何も考えずに観て笑える素晴らしい映画でございます。
早速レビューいってみます!
男だけどハマった !
私は平日の15時の回に行ったのですが、劇場にいくとどうでしょう。
映画館は女子ばっかり!!!
男はいるけどだいたいカップルという構図。
おおおい!男全然おらんやないかい!!
やはり女性からの人気が圧倒的な模様。
女性向けかつ女性の多い映画館でしたが、
男性でもバシッとハマります!
何って吉田鋼太郎が最高っス。
社会現象で売れまくっているコンテンツ
オフィシャルブックも売れているそうな
これ見て下さい。
日めくりはるたん・・・
まじか?!修造以来こうゆうの流行ってるよね。
男性の写真集なんて需要あるのかよ?!
と思っていましたが、なんと竹川役(牧のこと好きな上司)の
眞島秀和さんって写真集出してたんですね。(これを機に売れるのかも・・・?)
サウナシーンが最高
五角関係(でもなかったけど)5人の男たちが、
サウナでイチャイチ・・・
ブレストしているシーンは最高でしたね。
台本にないアドリブも数多くあったと林遣都が舞台挨拶で語っており、
どれが台本でどれがアドリブかよくわからなかったけど(笑)
とにかく追い切れないくらい楽しかった。
みんな胸板があって、見とれるほどの上半身でした。
あれですね。カップルが海辺で波を掛け合っていちゃいちゃしている。
そんなシーンのおっさんVerでした。
きんぴらごぼうでイチャイチャするなよ
口元の周りに米粒がついているようなものが一般的かと思いますが、
なんと頭に”きんぴらごぼう”がついていて
→取ってあげる
→食べさせる
という前代未聞のシチュエーション(笑)
ここも林遣都のアドリブが炸裂しているそう。
ネクタイをグイってのもいいですよね。
悶絶のエンドロール後のシーン
大変美しいシーンでした。
絵になるものなんですね。
正直、本編のクライマックスシーンに入れて良いレベルだと感じました!
青空を背景に撮影されたあのシーンを観に、
2回目の映画館に繰り出す女子がいるのだと容易にイメージ出来ます。(笑)
個人的には、劇場版名探偵コナンの怪盗キッド的なオマケに近い感じ。
隠れたLGBTQ映画として良作の一本では?
さて、若干真面目か!と言われれてしまいそうな考察です。
LGBTQを聞いたことのない方のために簡単に解説しますと、
L(レズビアン)…性自認が女性の同性愛者
G(ゲイ)…性自認が男性の同性愛者
B(バイセクシュアル)…男性・女性の両方を愛することができる人
T(トランスジェンダー)…主に身体的な性別と性自認が一致しない人
上記の分類をされています。
しかし、異性を好きになる以外の選択肢は上記4つだけなのか?
→いや、そうじゃないだろう!
ということで、
Q(クエスチョニング)…自分の性別がわからない・意図的に決めていない・決まっていない人
I(インターセックス)…生まれつき男女両方の身体的特徴を持つ人
A(アセクシュアル)…誰に対しても恋愛感情や性的欲求を抱かない人
というようなキーワードも生まれてきました。
ミギーの映画ブログではQまでを入れた表現にしています。
少し前までは「マイノリティ映画」くらいの分類だったはずなのですが、
多様な性を認めようという流れもだいぶ浸透したことから、
LGBTQ系と呼ばれる映画も結構増えたように思います。
そういった映画を観て思うことは一つだけです。
どのような性であろうと、
本気で人を好きになるし、振られたりすればつらい。
普通の恋愛と同じで、
その人自身は至って真剣であるということ。
感動するし、切なくなったり、悲しくなったりもする。
映画を通じて、もっと多様な考え方や性が広がればいいなと割と本気で思っています。
おっさんずラブは、男性同士の同性愛を描く一本ですが、
主人公の春田(田中圭)はただのノンケ(異性を好きになるタイプ)でした。
それが、牧(林遣都)や部長(吉田鋼太郎)といった男性からのアプローチを受けて、
牧に結婚してくれと告白(ドラマの最終話で)することになります。
なぜでしょうか。
『相手がマジだったから』ですね(笑)
そして『相手の真剣さを受け止めた』から。ということに尽きます
ドラマでも映画でも春田は自分の性が男性なのか女性なのか、
また好きになる対象が男性か女性かを自覚するシーンもなければ、
語られることもありません。
これ、実はありそうでない描写です。
同性愛などを扱う映画のほとんどで、
目覚める(あるいは気づく)シーンが盛り込まれますが、
おっさんずラブについてはソフトランディングと言うか、
いつの間にか付き合うことになっているという、
しかも、付き合う理由も明確に表現されているのですね。
「一緒にいたいから」とか、「いないと寂しい」とか。
ここでも男性同士の関係が成立している理由はただ一つ
『双方の気持ちが真剣だから』
脚本家の方が何かのインタビューで語っていましたが、
この作品は『人間愛』をテーマにしているそう。
なるほど・・・同性愛なのだけど、
牧や部長と言う人が好きだからってことで展開していくので、
その境界線のようなものがないのも特徴です。
コメディ要素もふんだんに交えた本作、
実はすんなりと観ることのできる作品という意味で、
LGBTQ映画として大変優秀な1本ではないかと思います。
娯楽映画でありながら、ここのメッセージスタンスが思った以上にきちんとしていて、
ここも実は評価の高いところ。
ミギー的にはB級でありながらも、高評価を下したい。
しかしサブタイトルの意味がよくわからなかった
LOVE or DEAD(愛か死か)とは?
(素朴なツッコミ笑)
観たところ、愛はとても溢れまくっていましたが、
とても誰か死ぬとは思えない内容でした(爆)
まとめ~この映画で得た学び~
「人を好きになるのに性別なんて(自分も相手も)関係ない」ってことですね。
いや、正直びっくりしてます。
ドラマでも正直ダーリオ(ちず役の内田理央)をくっつくとさえ思っていたので。
まさかのまさかあんな風になるとは。
ブログ内では大きく触れていないですが、
志尊淳君と沢村一樹も最高でした!
ちょっとまた劇場で観たいかもしれないお。
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント
[…] すでに世界に出しても恥ずかしくない良い作品はあると思います。世界で通じる作品が。日本人の多くが、その映画に触れることなく生活してしまっているだけ。というのがミギーの考えです。 日本での興行収入はアニメ(コナンやポケモン、ドラえもん、ワンピースなど)がメインで、2019年のNo.1興行収入は『天気の子』でした。実写映画では『キングダム』、『翔んで埼玉』、『マスカレード・ホテル』、『コンフィデンスマンJP』、『劇場版おっさんずラブ』が上位となっておりこれで世界へ・・・というのは心もとないように感じます。今一度、映画を多くの人が触れる機会をつくり、良作を生み出し外へ出していく機運が必要ではないかと思います。 […]
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