【ちはやふる~上の句~】ネタバレあり!日本トップクラスの青春映画の誕生だ

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A級映画

<監督・原作>

監督:小泉徳宏

1980年、東京都生まれ。ROBOT所属。

2006年『タイヨウのうた』で劇場長編映画監督デビュー。

2008年佐藤隆太主演『ガチ☆ボーイ』、や、2013年佐藤健主演の『カノジョは嘘を愛しすぎてる』を手掛ける。

新人や若手俳優を次々に起用していく先見性と、その繊細で情緒豊かな演出手腕は、各方面から高い評価を受けている。今作では脚本も担当。

 

原作:末次由紀

福岡県生まれ。1992年「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞、同作品が「なかよし増刊」(講談社)に掲載されデビュー。

2007年から「BE・LOVE」(講談社)で「ちはやふる」の連載を開始。

第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編で第1位。

2011年「ちはやふる」で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。

 

 

<解説>

綾瀬千早(あやせちはや/広瀬すず)、真島太一(ましまたいち/野村周平)、綿谷新(わたやあらた/真剣佑)の3人は幼なじみ。

新に教わった“競技かるた”でいつも一緒に遊んでいた。

そして千早は新の“競技かるた”に懸ける情熱に、夢を持つということを教えてもらった。

そんな矢先、家の事情で新が故郷の福井へ戻り、はなればなれになってしまう。

「新にもう一度会いたい。会って『強くなったな』と言われたい。」

千早の想いが情熱に変わるとき、百人一首の世界のごとく、世界が煌びやかに色づき始める。

 

高校生になった千早は、新に会いたい一心で“競技かるた部”創部を決意、高校で再会した太一とともに、

部員集めに奔走する。呉服屋の娘で古典大好き少女・大江奏(おおえかなで/上白石萌音)、

小学生時代に千早たちと対戦したことのある、競技かるた経験者で“肉まんくん”こと、西田優征(にしだゆうせい/矢本悠馬)、

太一に次いで学年2位の秀才・“机くん”こと、駒野勉(こまのつとむ/森永悠希)を必死に勧誘、

なんとか5名の部員を集め、創部に成功。

初心者もいる弱小チームながら、全国大会を目指して練習に励み、東京都予選に臨む。

千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部創部を応援し、部長となった太一。

彼もまた、新に勝たなければ前に進むことが出来ない。「千早に自分の気持ちを伝えたい」―。

 

千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の、まぶしいほどに一途な想いと情熱が交錯する、熱い夏が来る。(公式サイトより引用)

 

 

<これから観る方への感想・ネタバレなし>

思ってる以上に青春します(笑)

広瀬すず×野村周平×真剣佑(のちに新田真剣佑)

の織りなす青春の掛け算がまぶしいくらい輝いていて、キラッキラしています!

おじさま・おばさまの自覚がある方、注意が必要です。

「ちはやふる」とは千早が新から教わった、百人一首の中で一番好きな一句。

 

「ちはやふる 神代もきかず 竜田川 唐紅に 水くくるとは」

1200年前、在原業平が妃に頼まれて詠んだ禁じられた恋の歌です。

 

意味=「私の燃える想いが、激しい水の流れを真っ赤に染め上げてしまうほど、今でもあなたを愛しています」という相手を激しく愛する想いが込められています。

 

その句に恥じない熱い青春がたまらない一本。

 

本作は、第40回日本アカデミー賞で、

☆優秀主演女優賞(広瀬すず)

〇新人俳優賞(真剣佑)

を受賞。

本作公開後に綿谷新役から名前をもじり、

芸名を新田 真剣佑(あらた まっけんゆう)に変えるほど、

人生を変えた作品と真剣佑は話しています。

 

個人的にはハマりキャストもミスキャストいた印象で、

映画レビューサイトではまずまずの点数ですが、

わかりやすくていい感じだと思います。

(適度にまとまってるのが点数の伸びない影響なのだろうか・・・)

原作は累計2,100万部を越えるモンスターまんがのため、

ファン層の反発が織り込まれているのかも。

いいところで前編が終わっていて、鑑賞後すぐに下の句が観たくなります。

 

 

 

 

 

 

 

<ネタバレ感想>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※この後下にはネタバレ感想注意※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本作は大きく4つに分けられます。

 

1、かるた部創設と、男2対女1の恋愛構図

 

舞台は東京都立瑞沢高校。

太一(野村周平)はモテキャラで入学後速攻女子に告白されるモテっぷり。

生徒は部活動をする決まりになっており、真島太一はサッカー部への入部を考えていたものの、モデルで有名な綾瀬千歳の妹→千早(広瀬すず)が創設したかるた部へ入部。

中高一貫の進学校に通っていた太一ですが、偏差値の高くない瑞沢高校に進んだのは、

「千早が瑞沢高校に進むと知ったから」で、太一は小学生の頃から千早に片思いをしています。

 

そして、千早と太一の他に、新(真剣佑)がいます。

3人はよく近くの分梅神社で遊んでいました。

かるたの永世名人を祖父にもつサラブレッド的な存在ですが、祖父の介護で福井に在住。

福井への引越でもう会えないと嘆く新に千早は、

「私たちにはかるたがあるから、また会える」と言い、

以来ずっと千早はかるたを続けています。

 

普通恋愛って近くにいる人の方が有利なように思いますが、

遠く離れた新との約束を大切に守り続けている千早をみると、

太一より新の方が有利なんじゃないか?

そんな風に思います。私は。

当初千早に「新と3人でかるた続けるって約束したもんね」と言われた太一は、

嫉妬心から「サッカー部にする」などと言ってしまう始末。

 

部活動をするには5人以上の部員が必要です。

校舎にポスターを張りまくり告知をしまくりますが、

5人は集まりません。

千早は「日曜の大会で優勝したら、一緒にかるた部を作ってくれ」と太一に告げ、

見後に優勝。しかし試合直後にぶっ倒れます。

太一は千早をおぶって帰ります。

「私は今でも3人はチームだと思っている」と言われ、

ググっと心の揺れた太一は、かるた部創設を決め動き始めます。

 

5人集まったメンバーは、

千早(広瀬すず)

太一(野村周平)

肉まん君(矢本悠馬)=試合会場に肉まんを持ってたことから

大江奏(上白石萌音)=呉服屋の娘で百人一首が大好き

机くん(森永 悠希)=成績優秀で真面目、太一&千早の熱心な説得で入部。

顧問に宮内妙子先生(松田 美由紀)=名ばかりの顧問でテニス部がメイン。

 

部活始動後に、千早は新に電話をかけます。

「全国大会に行くから、近江神宮に会いに来てよ」と伝えます。

新に電話する千早を見て、太一はまたしても嫉妬。複雑な心境です。

新は「かるたをしていれば、またきっと会える」と信じて、独りで練習を続けます。

 

2、かるた部の奮闘

 

5人揃ったかるた部は、基本ルールから解説。

百首すべてを暗記することや札を取った後の対応、一つ一つを覚えていきます。

奏は歌の意味を深め、競技かるたに深みを与えていきます。

強化合宿も実行。府中白波会の原田先生(國村隼)の指導され猛特訓。

千早のかるたを始めたきっかけは『ちはやぶる』の歌。

この札は“千早の歌だ”と新に言われ、

かつ「かるたで一番になれば、それは世界一」とかるたで日本一を目指す新に触発され、

かるたを始めたことを奏に伝えます。

合宿が進み太一と肉まんくんは遠征試合へ、

千早と奏、机くんは白波会で練習試合をします。

したらば太一は遠征先で新と再会!

新が変わらず強いことを目の当たりにして動揺しましす。

太一は新に携帯の電話番号を書いたメモを渡されました。

「千早にも教えておいてくれ」との伝言付き。

・・・昔、太一は千早の前でいい格好をしたいために、新の眼鏡を隠した過去がありました。卑怯なことをしたから太一はかるたの神様に見放されたと思っています。

太一の中で反復されるのは運命戦。

お互い最後の一札になった時、自陣の手札が詠まれればほぼ勝ちの2分の1の確立を、

これまで一度も制したことがありません。

その日も太一は運命戦で負け。

肉まん君が新と決勝戦で戦いこちらも負け。

千早も練習試合で北央学園に通う、ドSの生徒・須藤暁人(清水尋也)に負け。

「ただのかるた同好会」などと吐き捨てられます。机君も負け。

悔しさしか残らない合宿になりました。

 

3、逆襲のかるた部

 

合宿明け、机くんはインテリな自分自身の特技(?)を活かし、

パソコンでかるたのアプリを制作、メンバー各々の弱点を指摘します。

ここから5人は再び猛特訓。

練習を兼ねたハイキングで富士山を見ながら、

奏は「恋は身近にいる方が有利。応援してます」と太一に伝えます。(いいね!)

 

東京都大会前日、千早は太一に「かるたを好きでいてくれてありがとう」と感謝を伝えます。

結局千早に、新の携帯番号も渡しておらず、

分梅神社で原田先生にすべて告白します。

千早が目当てでかるたを始めたこと、卑怯なことをしたこと・・・

「俺の青春全部賭けたって、新に勝てない」と言い放つと、

原田先生は、

「それは、やれることをやった人だけの特権なんじゃないかな。賭けてから言いなさい」

と伝えます。(名言・・・)

太一はハッとなり、神社を後にします。

 

4、かるた大会とチームの亀裂

大会の日、奏の呉服を5人とも着て、団体戦の試合に臨みます。

5人中3人が勝てばOK。

試合を勝ち進む中、連れないのは机くん。1勝もできないまま、

準決勝では強い選手と当たるように作戦が組まれます。いわゆる捨て駒です。

試合は勝ったものの、決勝の前で机くんがキレます。

「所詮、俺は数合わせ。やんなきゃよかった。前みたいに独りでいれば、こんな気持ちにならなかったのに」と机くん。(このセリフの伏線がスゴい)

太一も自分も苦しみながらやっていることを伝えぶつかり合います。

そして太一と千早は気づきます。

今まで自分たちが「チームになりきれていない」と・・・

 

5、そして都大会の決勝戦

 

決勝戦の相手は、練習試合で千早がぼろ負けした北央学園高校。

千早の対戦相手は須藤です。

最初の札は全員、北央に取られました。完全に不利な雰囲気です。

机くんからはまったく覇気を感じません。

 

奮闘する千早がそっと、「強い絆の歌」と伝えた札を頬に当てます。

太一、肉まん君、奏が机くんの肩に手を置き、机くんは入部の瞬間を合宿で得たものを、チームの絆を思い出します。

安心した太一は「千早、俺たちを信じて、自由になれ」と言い放ちここから逆襲。

流れが変わり、机くんも札が取れてきます。

 

試合は進み机くん、奏の負けが決まります。

肉まんがまず1勝。

次に千早が勝ち2勝。

 

最後は太一に掛かります。

太一はお約束の(?)運命戦にもつれこんでいました。

太一は、自陣の札は読まれないことも想定し、素振りの練習を初めてします。

相手の陣地から札を取る気満々です。

プレッシャーをかけられた相手は、お手つきになります。

 

瑞沢高校の優勝です。

 

試合の後、太一は新の携帯メモを渡します。

千早は早速電話し「新、勝ったよ。行くよ、全国大会に」と報告。

太一に変わって過去の過ちを新に伝えます。

そして「いつかお前(新)を倒す。かるたで超えてみせる」と高らかに宣言。

そして驚愕の一言。

「俺はもう、かるたはやらん」

 

『ちはやふる 下の句』へ

 

 

総合的な感想を

まじで、めちゃくちゃ青春してます。

アオハル全開ですね。気持ちいいくらい爽やか。

競技かるたって地味に見えますが、キャストも若手を積極採用していて、

とてもフレッシュに見えます。

 

机くんの不協和音のセリフがいい。

「一人でいればこんな気持ちになることもなかったんだ!!」(号泣)

=みんなでいたから、こんな気持ちになれた

に美しく変換されていくんですね~。脚本の勝ちです。

 

そして、二人の男と一人の女。

激しい取り愛はまだまだ続きます。

いいバランスです。新については、電話でしかまだヒロインと話していませんからね。

でも、近くにいる太一と何もないってどうやねん。と思いますが、

ストーリーを崩さずいい塩梅でないかと思います。

 

こうゆうシンプルな青春スポコン(さわやか目)ってありそうでないかも?

原作未読ですが読みたくなってきました。

今度マンガ喫茶にいこう。

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