【百万円と苦虫女】蒼井優作品の中でミギー的No.1名作!

ヒューマンドラマ

どうもこんにちは!ミギーです。

今回は『百万円と苦虫女』を紹介します。

蒼井優さんって本当に自然体が素敵ないい作品が多いです。

その中でも本作は抜群にいい!

蒼井優の代表作

と言っても反論は少ないはず。

 

これはブログを書いておきながら言うのは間違っているのですが、

この映画の良さは文字じゃ伝わらないです(笑)

しかし、書きます。

ぜひ“観て”わかってほしい、本作をぜひ紹介させて下さい。

 

ストーリー

主人公の鈴子(蒼井優)がひょんなことから前科持ちになってしまい、

実家を離れる(飛び出す)ことに。

各地を百万円貯まるまで過ごしては、

転々としながら生活していく姿を描く青春ロードムービー。

 

ネタバレ感想・考察

まずは画

全体的な柔らかい雰囲気、

自然や都会の喧騒など、

様々なシーンが静かに流れるのですが、

決して退屈しません。

 

日本映画的なとても雰囲気のある映画に
まとまっているのがまず特徴です。

 

そして蒼井優

映画の中に溶け込みつつ、抜群の存在感を放つのが蒼井優さん。

容姿もさることながら、

表情が豊かで、本当に喜怒哀楽の表現が上手いと思います。

雨の日も晴れの日も画になる。

服装のナチュラル感もいいです。

 

個人的に好きなのは出所してシャバに出た後、

「シャバダバシャバダバ~♪」

と歌ってるところ、

ボディブロー的な笑いがこみ上げてきます。(笑)

 

姉と弟のほどよい距離感

姉弟はそれぞれ問題を抱えています。

 

姉→前科持ちに

(↑スゴく理不尽な理由で前科持ちになる。笑)

弟→学校でのイジメ

言い争いやぶつかりがありながらも、

一緒に手をつないで帰るシーンや、

手紙を送り合う関係にほっこり。

今やLINEでいいのにこのアナログ感が堪りません。

 

やっぱりピエール滝さんっていい

旅の途中に桃農園で住み込みのバイトをするのですが、

農園の息子役で出てくるのが、

活動自粛を余儀なくされているピエールさん。

こうゆう地味だけど味のある役もできるんだよな~。

本当にもったいない。

ハリウッドではクスリを嗜まれている役者さんも多いし、

活躍する人も本当に多いのに、

日本の芸能の文化ってなんなんでしょうね。

干したがり?

 

森山未來君の自然な演技に魅かれる

本当に自然体でこうゆう青年を演じられるのがスゴいと思う。

夢中で自転車を漕ぐシーンなんて、

汗の感じとか目線とか相まってそれだけで、

”青春感”でちゃってます。

鈴子を部屋に上げて、片づけていくようなところもいい。

(普通片づけておくよね。笑)

青春っていうか、人生ってこうゆうものって思える

鈴子の成長に自分の人生の一部を重ねられる人は多いのではないかと思う。

旅の間で触れるのは、
人の優しさ、厚かましさ、傲慢さ、切なさなど。
たくさんの人や自然に触れて成長していく姿が、
なんとも心地いいです。

 

ラストに・・・グッと来た

そうか、来るわけないのか。

出会っていたらどうなっていたのか。

いや、でもこの作品では出会わないのだろう。

 

拓也(齋藤隆成)の手紙を読んで、泣き崩れたシーンをみて、

彼女はきっと東京へ戻ったのだと思う。

だから必要な別れであり、必然の別れ。

ドーナツ加えて階段上ってるのが可愛いかった。

最後森山未來君はなぜ見上げたのだろう?

見えてたのかな?

 

自分探しのように見える百万円ロードツアーは、

実は自分を探したくないから旅を続けていた鈴子。

それは逃げていたのだと、

拓也がイジメに立ち向かったという内容の手紙を読むことで、

自分自身の心の弱さと向き合い、

自立を決意するところが本作のポイントと思います。

主題歌がクラムボンの原田郁子ってのもいい。

 

私もDVD持ってまして、10回くらいは観ました。

やっぱり蒼井優さんの人間的魅力が深い。

 

とってもオススメの作品ですよ!

 

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DVD

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フィルマークスもやってます。

ニックネーム:ミギーの左手

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