【Diner~ダイナー~】玉城ティナが可愛すぎた。蜷川実花ワールド炸裂のダイナーは『動く美術館』のよう!ミギーの感想&レビュー

A級映画

はいどうもこんにちはミギーです!
今回は【Diner~ダイナー~】を紹介します!

「ダイナー」の画像検索結果
©2019 「Diner ダイナー」製作委員会 公式サイトより引用

監督は蜷川実花。
過去の作品としては『さくらん』『ヘルタースケルター』が有名。

蜷川実花処女作。色彩の使い方に度肝を抜かれた一本!

さくらん [ 土屋アンナ ]
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エリカ様の妖艶なお芝居が最高!

ヘルタースケルター [ 沢尻エリカ ]
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今回の『Diner』は前作からなんと6年ぶり!
主演は藤原竜也ですが・・・
正直、完全に玉城ティナが存在感をかっさらってます(笑)

「ダイナー」の画像検索結果
©2019 「Diner ダイナー」製作委員会 公式サイトより引用
いや、可愛すぎるでしょ・・・

脇役も豪華!
監督に人が集まる映画って一定数あって、
三谷幸喜や三池崇史などなどいる中でも蜷川組は特に豪華。

小栗旬、窪田正孝、本郷奏多、真矢みき、土屋アンナ、武田真治、奥田英二、 斎藤工、金子ノブアキ、川栄李奈などなど。

「ダイナー」の画像検索結果
©2019 「Diner ダイナー」製作委員会 公式サイトより引用
キャスト、ヤバくないですか・・・

本当に一瞬しか映らないなど豪華キャストの無駄遣いも一部見られましたが(笑)、

早速感想行ってみます。  

ハマる人にはとことんハマる!

花瓶が倒れれば花が舞い、
人が死ねばもれなく装飾が施される

極彩色乱れ飛ぶ蜷川実花ワールドが炸裂!  

好き嫌い別れるところですよね、これは。
私にとってこれはもはや『動く美術館(蜷川実花展)』のようでした。
衣装も舞台も役者も、皆美しい。

「ダイナー アクション」の画像検索結果
©2019 「Diner ダイナー」製作委員会 公式サイトより引用

ストーリー的にはムム? 設定としてもムム?
ツッコミどころも多め。(ディスってないですよ!)
でも、そうゆうことを楽しむ映画じゃないと私は感じました。

ツッコむところ言わせていただくとキリないです。
あれだけ銃撃・爆撃があってなぜ主人公は死なないのか?
あの色恋はなんなのか?
殺し屋にしては間抜けなやつが多すぎないか?
ストーリー的にはチープじゃないか?
なぜそこで料理する?
いや竹千代最強だろ・・・などなどありますが、
すべーてひっくるめても私は高評価です!

もうね、美しすぎるんですよ。世界が。

”美”を感じる映画である

本作の肝は映像美。
本郷奏多くんの個室部屋、 土屋アンナの最期、
真矢みきさんの宝塚を彷彿とさせる華麗な動き、
もう、いろんなところでため息でます。
映像美がヤバし。これをスクリーンで体感することに価値があります。

「ダイナー アクション」の画像検索結果
©2019 「Diner ダイナー」製作委員会 予告編より引用

藤原竜也さんは平常運転

『バトルロワイヤル』や『カイジ』など数々の藤原竜也作品がありますが、
本作は”優しめ”。
藤原竜也の”状態に入った時”の3分の1くらいでしたね。正直。
でも、周りとの調和が取れててこれはこれで良かった。
なんなら玉城ティナに華を持たせているまであったと思う。  

私のお気にいりは『カイジ』です(笑)
原作も映画も一見の価値ありますよ!

カイジ2 人生奪回ゲーム [ 藤原竜也 ]
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玉城ティナに大満足

もう、可愛すぎてヤバいです。
これ、男性陣で嫌いな人いるでしょうか?
全体的に可愛すぎるっていうか・・・神。

©2019 「Diner ダイナー」製作委員会 予告編より引用

あの上目遣いの目線、 メイド服に濡れた髪、 美しすぎるボディライン・・・
(もうやめよう、変態おっさんになってします←すでにアウト感)
男性陣の皆様、玉城ティナ来ます。
予告ホームランです。

変なスキャンダルなどなければ間違いなく来ます。
蜷川組のキャスティング勝ちでした。  

全体的に満足

なぜかフィルマークスのレビュー低いんですよね。
なぜだろう? みんな期待していたのと違うのかな?
刺激はたしかに弱め。
人殺し専用の食堂って設定でたしかに人は死ぬのだけど、
描写も優しい(だからR指定ではない)ので、
激しめ蜷川実花を求めている人には物足りないかも?  

これは私の考察ですが、
本作は「自分の価値や生き方とは何か?」といったメッセージが、
コンセプトとしてあるはずなんですよね。
だから高校生や中学生でも見れるように、
表現を抑えてR指定にならないようにしたのかなと感じます。

とにかくディテールにも拘っている本作はなかなかの良作。
人にもおすすめしていいレベルです。  

蜷川幸雄へのリスペクトに鳥肌

劇中ではなくなっている大ボス・デルモニコ役には蜷川幸雄。
井出らっきょが扮して映像にも出てますが、本物そっくりという(笑)
クライマックス前に
「おれはデルモニコに育てられた」と藤原竜也が言うのですが、
虚実混ざってめっちゃいい感じでした。  

ぜひぜひ、ご覧下さいね!  

最後までご覧いただきありがとうございました!              

コメント

  1. […] 前作『Diner』や『ヘルタースケルター』のような、極彩色が乱れ飛ぶ『THE・蜷川実花監督』は今回控えめ。 […]

  2. […] 最初に言っておきますね。ちょっと残念でした。私、蜷川実花ファンなのです。『さくらん』『ヘルタースケルター』『Diner』『人間失格』すべての作品を劇場で観ていて、初台オペラシティに個展も観に行ってます。1話制作に1億円かかっているなどという話ですが、そのほとんどは役者と衣装、セットに費やされていて、肝心の中身がどうも良くなかったように感じます。 […]

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