【渾身記事】ホットギミックガールミーツボーイ溺愛レビュー&考察!本当に好きな人に特に観てほしい超ニッチ感想

S級映画

はいどうもこんにちはミギーです!

さてさて今回はですね、ホットギミックガーツミーツボ―イのガチレビュー&考察です!

ホットギミックボーイミーツガール、 2回目の映画鑑賞に行ってきました。

感想としてはもう極論一言なんです。
いい作品です。
ぶっちゃけ、あと3回は観たいです。
それくらい本当にいい作品です。

書き殴りレビューしか書けないくらい最初は衝撃だった

こう・・・どうまとめていいのかわからず、
とにかく衝動的に感想を書き綴った感想文が、
自己最高のPV(2019年7月11日現在】を更新していて驚きました。
ブログ書いてきて良かった。
感謝です。
本作の特徴の一つは”映像”にあります。
映画のいわゆる常識を無視しつつ映画として成立させている点も、
とても意欲的かつ特徴になっています
こちらについては自分自身でも調べたのですが、
私は今回、ストーリーや役者さんを中心に語っていきたいなと思います。
ネタバレ全開です。ご注意ください。

ホットギミックは一種の芸術作品である

10代の頃、役者の端くれとして活動していた私は、
とある映画監督さんからこう聞いたことがあります。
「映画にムダなシーンは何一つない」
おおよそ2ヶ月以上の期間を持って撮影され、
膨大なフィルムの中から、約90分~120分ほどに編集される映画。
公開されるシーンもあれば、日の目を見ることなくお蔵入りになるシーンも普通にあります。(その場合DVD特典などについているケースが多い)
監督は、いかにして鑑賞者に作品を伝えるか、
1分1秒に拘ることから、すべての映画のシーンにムダはないと言います。
その観点から考えると、本作はムダまではいかないまでも、
余白や挑戦的な映像がとても多く入っています。
建設中のクレーン、ドローンの空撮、多発する接写・・・
映像もポートレートやモノクロ映像、マルチアングルなど様々。
2時間の映画ですが、3時間くらいの映画を観た気分になります。
すべてに意味はあるのかもしれないが、
1回の鑑賞ですべてを理解するには人間の脳みそでは不可能なように思います。
考えるのではなく感じる作品。
3つの初恋に揺れる初(堀未央奈)の揺れ動く心情を感覚的に伝えてきているように感じました。
一見めちゃくちゃなように見えて、
これを計算して入れているあたり、山戸ワールドの奥深さを感じざるを得ない本作はこれまでにない映画で、もはや一種の芸術。
すごく感性に訴えかけるアーティステックな作品です。

3つの初恋の答え

最後は橘君(清水尋也)でした。
最初はどこに転がっていくのか本当にわからなかった。
どこに染まってもおかしくないと感じる堀未央奈の演技力には、
とてつもない伸びしろを感じました。
クライマックスシーンもスゴい。
2人のキスシーンでは終わらない。
そこから建設中のクレーンと東京スカイツリーが交互に映し出されるのですが、
この意味を考えると、『完成と未完成』のように思います。
前段でのやり取りは、
「橘君のこと、ずっと好きでいられるかわからないけど、
今は一緒にいたい。そう思える」
と言っています。
今一緒にいたい=2人が完全に繋がっている状態=完成されたスカイツリー
でも、次の瞬間はわからない=また完成に向かって建てる=クレーン
という意味かなと。(安直すぎるか・・・?)
その意味で考えると、エンドロール後の東京タワーの画はとても素敵だなと感じました。

初恋はなくならない

名言。鳥肌でした。
「私の初恋は消えちゃったんだね」からの、
梓(板垣瑞生)⇒なくならない。
そうですね、私は初恋ってあまり覚えていないですが、
消えることがないと自覚する機会ってないと思うので、
ハッとさせられました。そうゆう台詞あるんだ!と。
サザンオールスターズの好きな歌詞で、
「わが身は枯れても、愛は死なない」
ってあるのですが、同じくらい好きになりました。

コアメッセージは”自分の意思の見つけ方”

「全然わかんないよ!」とコン〇ームを池に投げ入れるシーンから始まる本作。
初は本当に全然わからなかった。
・幼なじみと恋人の違い
・勉強が出来ればからっぽではなくなるのか
・バカは救われないのか
・セックスをすれば、ずっと結ばれた関係になるのか
同じではなくとも思春期に必ずぶつかる疑問や行き場のない思いを、
時に逃げながらも正面から向き合っていく初がだんだん愛おしく見えてきます。
本作の答えは、
『バカでいい、いま自分の思ったことや衝動で動いていい』
ということ。
”自分を大切に”なんていうと月並み過ぎて寒いですが、
『自分のことを、自分が一番好き』という状態に、
実は多くの人はならないのだと思います。なっても継続が難しい。
初は橘君が他の女の子を家に入れそうになった時、
気付いたんですね。
『それは、イヤ』と。だから大馬鹿野郎!と。
じゃあ、なぜ自分はこんな気持ちになったのか?
好きなんだと
でも、梓や凌もいる。2人も特別な存在。
でも、、自分で選ばなければならない。
つまり大切なのは、”自分の意思”となり、
橘君を選んだ自分を肯定してあげなければならない。
だから、バカでもいいから自分の意思で考えなければならない。
ということになった(はず)
初恋というテーマの中で、初は自分を見つけます。
橘君というパートナー付きで。
ストーリーとしてはそこまで難しいことではなく、
やはり、その経過における心の動きがこれまでのラブストーリーとは一線を画した表現になっている点がやはり評価として高い。

妹のサブストーリーが意外に良かった

初の裏で(?)、妹の茜(桜田ひより)のストーリーも同時並行しているのですが、実はこれも良かった。
初のことを好きな男の子と結ばれるのですが、
紆余曲折が男性経験を積む以外のところは普通の中学生だったなと。
身体ではなく心が繋がる二人の結末にほっこりです。
しかし最後に渡すカラフルなドーナツ・・・食べたくないなぁ(笑)
そして姉妹愛もいいんですよね。
「私、お姉ちゃんに会いたかった」ってカラオケで言うのですが、
実はグッとくる名シーンです。

本当に思いが繋がるシーンは一つしかない

キスシーンはいくつかありますが、
本当に2人が”繋がる”と感じるシーンは一つだけでした。
初の入塾案内の上での握手。
私はここのシーンが一番好きです。
はじめて、本当の意味で二人が繋がる優しいシーン。
光の入り方、アングル、二人の目線、息遣い、
すべてがパーフェクト。
普通にドキドキしました。
とってもとってもいいシーンなんですね。
「お前見込みあるよ、見込みあるバカ」
とか言われても普通わけがわからないじゃないですか。
でも、ここでは思いが通じ合っているから、
スゴくいいシーンになる。
あのシーン見たさにまた映画館に行くかもしれません(笑)

クラシックアレンジがイイ感じ

エリーゼのために、カノンなどのクラシックのアレンジがイイ感じ。
きらきら星も良かった。光の加減とマッチしてます。
多分『リップヴァンウィンクルの花嫁』でもクラシック音楽に合わせた(たしかカノンだったような気がするのだが・・・)描写があって、
これはそれに近かったけど、山戸ワールド流のアレンジでそれがまたいい。
最初エリーゼのためには梓とのシーンでしか出てこないのだけど、話が進むにつれて橘君や凌のシーンでも流れるようになる。
掛かる場所も意識してみると楽しいです。

3つの初恋、1つの答え

梓、橘君、凌、3人と初が揃うシーンは劇中で冒頭2回だけです。
ここの空気の間合いがまた面白い。
目線の飛ばし方、撮影のアングル、声のトーン、映像の質感、
結構いろんな要素がバッチリかみ合ってて、
後の個々人への展開の基になっています。
2回しかない4人が揃うシーン、とても見物です!

堀未央奈ってすごい

正直ファンになりました。今回で。
というのは彼女が”はつね”というキャラでない限り、
この物語って成立しないんですよね。そもそも。
彼女のキャラに1本筋が通っているから、3人の役者がすべて生きている。
そんな風に見えました。
化けると思うし、もっといろんな作品に出てほしい。

吉岡美穂と反町隆史

いるのか・・・(笑)
二人じゃなくても・・・良かったの(ry

まとめ

思いつく限りの感想を述べました!
今回2回目を観て改めて思ったのは、
堀未央奈でなければ本作の成立はありえなかったと感じます。
映画初出演にして初主演。
豊富な演技の経験があるわけでない中でのあの芝居は
本当にスゴイの一言。
本当にとてもとてもいい作品です。
多くの方に観てもらえる作品になりますように。

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