<監督・キャスト>
監督:リチャード・カーティス
『ラブ・アクチュアリー』を撮った監督。
関連作品に『ブリジットジョーンズの日記』や『ノッティングヒルの恋人』など、
ラブストーリーの名作に関わりまくってるスゲー人です。
キャスト:
主人公=ドーナル・グリーソン
有名どころでは『ピーター・ラビット』でしょうか。
SFやドラマ、コメディまで役の幅が広い俳優さん。
本作ではヘタレ役がとてもハマってます!
ヒロイン=レイチェル・マクアダムス
有名どころは『君に読む物語』←名作!
めっちゃ美人。透き通るような瞳が印象的。
本作では、もう透明感に加えて笑顔が最高!
(普通にかわいい・・・)
<あらすじ>
イギリス南西部に住む青年ティム(ドーナル・グリーソン)は、両親と妹、そして伯父の5人の風変りだけど仲良し家族。
しかし、年頃になっても彼女ができず21歳の誕生日、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父から知らされる。(←そんなことある?!!)
そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになるティム。弁護士を目指してロンドンへ移り住んでからは、チャーミングな女の子メアリー(=レイチェル・マクアダムス)と出会い、恋に落ちる。
ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、二人の出会いはなかったことに!なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けて人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。どんな家族にも起こる不幸や波風は、あらゆる能力を使っても回避することは不可能なのだと……。
そして、本当の愛とは、幸せとは何なのかを知る。同時に、ティムと時間の旅をともにする私たちも、愛と幸せの本質を実感することになる。
<これから観る方への感想>
私の超お気に入り作品。死んだら棺桶にDVD入れてほしいですってくらい。
今日と同じ日は二度とない。
日常の一つ一つの瞬間、出来事を大切にすることの難しさ、
またその尊さをとても自然に、スッと染み込むように教えてくれる類稀なる作品。
誰にでも起こりうる、誰しもがきっと叶えたい、
仕事をして、恋をして、子供が出来て、やがて老いて死ぬ…
そんな普通の人生、
私もきっと通るその道を愛おしく思わずにはいられない、最高の作品です。
ただのタイムトラベル系と思ったら大間違い!
突っ込めばいろいろあるけれど、大事なのはタイムパラドックスの仕組みじゃない。
その設定の中で生きる“人間”を観る作品です。
<こんなあなたに見てほしい>
『自分の身近な人にこそ優しく』とか言うじゃないですか。
独身の時に観た私は「あぁ、結婚なんてするのも悪くない」なんて心から思えるほどに良くて、
結婚した後に観てもとってもいい作品です。
『身近な人を喜ばせよう』、『自分に近い人ほど大切にしよう』なんて言いますよね。
でも奥さん(彼女)にきれいだね、とか実家の両親にありがとう、とか最後に言ったのいつだっけ?
思い出せない方、すぐに思いを伝えたくなる、動きたくなる、そんな作品です。
でも、ちょっと言うの恥ずかしかったりするわけじゃないですか。
そうゆう恥ずかしさなど取り除いてくれる映画です。
ちなみに映画を観た後、私は当時の奥さんに小さな花を買って帰りました。
何もない日の花は効果絶大です。小さなブーケでOK。
世の男性の皆様、チャレンジしてみて下さい。
Amazonプライムとかで手軽に観れるので、ぜひ!
<ビジネスや人間関係を考える映画でもある>
なんとなんと、DMM.com会長の亀山敬司さんが本作をオススメしていまして、
読むとたしかにそうだなと。
そのインタビューがこちら。
読むのめんどくさいって方に、ダイジェストしますと。
大学1年生〜20代前半向けの教育がテーマ。
『編集脳』を鍛える、発想力を育むためにはボーっとする時間や、
日々スマホなどから入手する情報からの想像を広げていことや、
情報を繋げていくトレーニングが必要という話になった時のセリフです。
→引用:
「なんで彼女はあの時怒ったんだろう」とか
「なんで上司はあんなことをやっていたんだろう」とかを思い返すだけで、
けっこう自分の中でまとまってくるのよ。
すると、なんとなく「ああ、そういうことかな」と気付ける。
それだけでも、けっこう人生はね…(よくすることができると思うよ)
『アバウト・タイム』という映画があるから、よかったら見に行くといいと思うけど。
その映画はそういうことをお題にしているんで。同じ日常でも、それをもう一回繰り返して、
自分の頭で整理したりすると、意外と仕事以外でも幸せになれるのよ。
ちょっといいこと言いました(笑)。 引用おわり
私も例えば後輩を指導するときに、
「よくちゃんと考えて質問してきて」といってしまったが、
「それ、もっかい確認してみようか?」といえば何か変わったかな?
みたいな、日常のちょこちょこ反省するところあるんですよね。
でも、だんだんそうゆうことを考えなくなる。
なぜか?
考えても時間は戻せないから。っていうことになるんですが(笑)
やっぱり人間関係に悩んだときは、言い方や伝え方、
相手の表情や出てきた言葉を振り返って、
整理して、確認して、修正していくことも大事だと感じました。
そうゆう意味でも、仕事や人間関係をなめらかにしていく1本だと思います。
まだ見たことないという方、ぜひご覧下さい。
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