【婚前特急】ラストだけ超特急(笑)婚活中の方、息抜きに最適な一本!結婚ってこうゆうものなのかも?今回はネタバレなし

B級映画

どうもこんにちは!ミギーです。

 

先日、とある後輩女子の相談に乗っていて、

「3人の男性からアプローチを受けていて、

将来を見据えて誰と付き合うべきなのかわからない」

と言われたので、

 

「3人同時に付き合って、

最後に残った一人と結婚すればいいじゃん」

と半分冗談(半分本気)でアドバイス。

 

そんな話をしていたら、

『あ、そういえばそんな映画あったな。』

と2011年の映画なのですが後輩ちゃんに勧め、

自分も久しぶりに観てみようとというわけで観た、

『婚前特急』を今回ネタバレ極少で紹介します。

 

ストーリー

24歳OLの池下チエ(吉高由里子)は

5人の男と同時に付き合っていた。(なんて女だ・・・)

親友であるトシコ(杏)の結婚をきっかけに、

付き合っている5人の彼氏の中から本当の相手を見つけるため、

「付き合っている男を査定してする」とトシコに宣言。

トシコは

「査定の低い順版に別れていって、

最後の一人と結婚すれば?」

という提案。(スゴイな。)

チエは5人を次々に査定して、結婚するべき最後の一人を選んでいく。

 

まずは5人の彼氏をチェック!

若くてかわいい学生の野村健二(吉村卓也)

旅行に連れて行ってくれる既婚者の三宅正良(榎木孝明)

時間が自由になる出口道雄(青木崇高)

優しく愚痴を聞いてくれるバツイチの西尾みのる

(加瀬亮)

気楽に付き合える田無タクミ

(浜野謙太・SAKEROCK&在日ファンク)

この中の誰かと結婚します。さて、誰かな??

(まぁ、私だったら加瀬亮ですな。)

 

吉高由里子がハマりまくってる

自分は5股してるくせに、相手の浮気などは当然許さない(笑)

「私だけ見てくれ」パターンの女の子・チエを見事に演じ切ってる吉高由里子。

とても嫌な女を演じていますが、

しかし観ている方としてはそこまで不快感なく観れるのがいい。

正直『蛇にピアス』がベストだと思っていた私ですが実は、

本作がもっともはまり役ではないかと感じております。

とにかく言動含めてセリフとは思えない言い回しがとにかくハマってます。

 

彼氏査定は衝撃のスタートから

『東京タラレバ娘』で、

昔振った男がカッコよくなって自分の前に現れ、

告白を受けるつもりでいたら、

自分への後輩へ告白することを告白されるというシーンがありますが、

あれに近い衝撃かもしれません。

 

まず真っ先に切りに行った、

タナシに別れようと告げたところ、

「え、俺たち(そもそも)付き合ってないじゃん?」

と言われ、彼氏5人を査定するという

最初の前提が覆ってしまいます。(笑)

 

更には、

「付き合ってないんだから別れることもないよ。

これからもカラダだけの関係を続けていこう」

と。

(こんな男性絶対イヤ。笑)

 

終いには、

「俺、好きな子(石橋杏奈)がいるんだ。

友達なんだから協力してよ」

と協力まで仰ぐ始末。

 

B級映画好きにはたまらない展開です。

 

向き合っていくところがイイ感じ

5人の男を査定していくのですが、

査定のためには調査をする必要があることに気づきます。

そして調査をはじめていくのですが、

これ、実際の結婚においてもとても重要な行為ですよね。

相手のことを知らないと、結婚するべきかどうかわかりません。

遊びだった相手も含めて、チエなりに一番は誰なのか考えていくことになります。

 

どの男にもいいところはありますが、

当然合わないところもある。

個人的にチエのスゴいところは、

最初に切るべき相手を間違えているのですね。

楽に付き合えてる(付き合ってないけど)タナシでなく、

自分が(本気で)結婚する相手を考えるなら、

普通既婚者の三宅から切るでしょ?!っていう。(笑)

まだ24歳の若さというか、

チエの足りない部分が溢れ出ております。

 

親友・トシコ(杏)夫婦の懐の深さ

愚痴を吐きにたびたびトシコの家に訪れるチエですが、

普通に考えて、親友とはいえ新婚の旦那もいる家に頻繁に泊まりにいきますか?

彼女の自由奔放さがハンパないです(笑)

それでも、優しく話を聞いてあげるトシコ。

本作後、NHK朝の連続ドラマで主演を張ることになる、

二人の共演も見物です。

 

 

婚活中の後輩の感想

「全然参考にならなかったけど、

結局最後に選んだような相手に落ち着くって感じはわかった。」

と言われました。

ちょいちょい名言らしいものがあったらしく

『結婚は好きな人としなければならない』とか、

『喧嘩は生きているうちに、思い切りやりなさい』とか、

感じるものはあったようです。

おそらく本気で婚活しててうまくいかない人に勧めたら、

超イライラすると思います。と言われたので、

婚活に執着しているかもしれないと思われる方は決して観ないでください。

 

私はすでに既婚者ですが、

この映画を観ながらこんな女(チエ)絶対イヤだと最初思ってましたが、

最後に結婚した相手を見て、

なるほど結婚でそうゆうこともあるかもな。

とちょっと本気で思ったことを覚えています。

 

人によって感想は変わりそうですが、

男でも女でも、両想いで結婚でかなりキセキなのかも。

自分の周囲の話なども聞いて私が思うのは、

男が女になのか。女が男になのかはわからないけれど、

『自分の事を好きになってくれる人と結婚する』

のはかなりの真理なのかもしれない。

 

本作と全然関係ない話ですが、

女優に木村多江さんという方がいます。

結婚のエピソードが好きで今でも記憶にあるのですが、

当時電通の社員さんである旦那様から猛アプローチを受けていて、

多江さんにその気はなかったそうです。

 

ある日、旦那さんに『付き合って』と言われ、

断るつもりで『お友達で』って言おうとした瞬間に、

『私でいいですか?』って、思ってることと違うことが口から出てしまい、

告白した方はもう喜んでいまい、後に引けなくなって・・・

 

からの結婚です。

 

私は当時めちゃくちゃ勇気づけられました。

なるほど、こうゆうこともあるのかと(笑)

 

世の中どんな形で結婚するかなんてわかりません。

気軽に『婚前特急』でも観て、少し力を抜いてみませんか?

 

ネタバレ感想について

もう言いたいことすべてが書いてある神レビューを見つけました。

 

映画ライター・カゲヒナタさん
一言感想が最高です。
『むしろ鈍行じゃん』
https://kagehinata-movie.com/konzenexpress/そう結婚相手を探すのに特急である必要ないのです。
まさに鈍行・一人一人の男を査定する各駅停車でございました。

鑑賞後はヒナタカさんのレビューをぜひご覧下さい!

 

ぜひ感想をコメントかTwitterで教えて下さいね。

https://twitter.com/bqmovie

 

Filmarks(フィルマークス)もやってます。

ニックネーム:ミギーの左手

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