はいどうもこんにちは、ミギーです！
今回紹介する映画は【寝ても覚めても】
いま話題の？東出昌大×唐田えりかのラブストーリー。
いやもう、このポスターは悪意まで感じます(笑)
寝ても覚めてもあなたを愛してしまうって・・・現実とリンクしすぎではと感じますが、
実際に（不倫とはいえ）恋愛していた二人なので、
作品の質は皮肉にも高いと感じます。
演技ではなく本当に惹かれ合っていた二人だからこそ、
ラブストーリーの成立という意味で素晴らしい作品です。（不倫だけど）
ちなみにこちらの作品、2018年カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した万引き家族と同じ年にノミネートされています。日本映画作品でのノミネートは『万引き家族』『寝ても覚めても』の2作のみでした。万引き家族がなければ同作も？と思えるくらいの作品ではあります。
比較的わかりやすいストーリーで、朝子（唐田えりか）と麦＆亮平（東出昌大）という顔が同じだが全く別人という2人との8年間の恋を描いています。
いま（2020年1月）ならU-NEXTなら無料でfull視聴できます。（31日間無料）Uコイン消費しますが、初回のポイント付与分で観ることができます。
この作品は、
デートでは大丈夫だった作品ですが、今となっては多少好奇な目で見られる作品でしょうか。
どんな話なのか？簡潔におまとめしました！
ネタバレありますので、ご注意ください！
『寝ても覚めても』全体のあらすじ
朝子と麦・恋に落ちる
大阪に住んでいる朝子（唐田えりか）は偶然出会った同い年の青年、麦（ばく＝東出昌大）とかなり唐突に恋に落ちます。かなりスムーズに、若干異常なタイミングで恋に落ちるため周囲は心配しますが、そんなことはお構いないしに夢中になってきます。バイクに2ケツして事故に合っても爆笑してキスしている。そんな二人です。（どんな二人やねん！）
しかし麦は「靴を買いに行く」と言って、その後帰って来ませんでした。
朝子と亮平・恋に落ちる
それから3年後、朝子は東京に引っ越しています。バイトでコーヒーを配達した先に、麦にそっくりの男、亮平（＝同じく東出昌大※一人二役です）と出会います。名前も年齢も性格も違う麦と亮平ですが、顔がそっくり（というか同じ）で気になってしまいます。しかし麦の影がチラつくのか、「もう会わない」と電話で告げて距離を置きます。
ある日、共通の友達の舞台を亮平が観に行き、地震か何か、停電が起きて劇場を後にします。人ごみに紛れて亮平が歩いていると、目の前に朝子が。抱き合って結ばれます。
そこから5年が経過し、亮平が朝子にプロポーズ。結ばれると思われたその時！！
モデルデビューした麦がカムバック
麦がひょっこり戻ってきています。動揺する朝子。麦は亮平の目の前で朝子を引っ張って、連れていきます。初恋を思い出したのか何なのか、自分は麦を好きだった頃と変わっていないと思い、
「もう戻らない」と亮平に伝言します。
結末は亮平が好きでくっつく
しかし、北海道へドライブに向かう途中、前触れも少なくで朝子は麦に別れを告げます。大切な人は亮平と気づきます。車を降りた先に広がる海を見て、亮平の地元の大阪へ。
亮平に会いに行きますが、突っぱねられます。（当たり前か。)粘って、粘って、粘ってやがて復縁へ・・・向かうように見えますが、ラストは曖昧なまま終了。
振り回す女
いや、どれだけ揺れる女心やねんと。(笑)
ある日突然恋に落ちた二人。しかし男が謎の失踪。でも女は男が好き。
3年経過して同じ顔の男性に惹かれて恋人になる→プロポーズへ。
そこに都合よく失踪した男が登場。今カレを捨てて駆け落ち・・・
と思いきや、やっぱり今カレへ！
自由度高すぎだから！！！
この手のストーリーは嫌いな人も多い。特に女性はあまり好きでもないのだろう。自由に振り回す女はいつでも同性に受け入れられにくい傾向があるのかも。
現実でも恋に落ちてしまった二人
映画を飛び出して、不倫という形でニュースが出てしまった東出昌大と唐田えりか。
本当に惹かれ合うには十分な脚本だったとしても3年も続いているのは確信犯。バッシングを受けて当然ではある。本当に繋がっていた二人だから不快な映画に見える人もいれば、私はこれが限りなく本当の恋愛感情に近い演技なのだとみてしまうところもあります。濃厚なキスシーンも、杏ちゃん側から見れば不潔。しかし映画としては成立に近いものかと感じます。
不倫を3方面で考えて見る
東出昌大には杏ちゃんという超美人妻がいながら、唐田エリカと3年間に渡り不倫。
3人の子供がいながら、当時未成年の唐田エリカとできてしまっただけではなく、関係が続いているのが問題視されています。
まず杏ちゃんからしたら、大激怒案件。報道のすべてが本当でないという前提をもってしても、悲しい気持ちになることは間違いなしです。別居中という話ですが、果たして夫を許すのでしょうか。私は一生許すことはなけれど、離婚はしない（今の時点ではしたくない）と感じます。彼氏と彼女なら別れて終わりだったかもしれませんが、子供が3人います。幼いとはいえ、父親のいない家庭で育てることが子供たちにとって良いのか。ワンオペで育児をしながら役者もする中で、正直じっくり考える時間もなければ余裕もないと思います。離婚するかしないかは外野が決めることではありませんが、情けない父親でも親としての態度を示してほしいと思っているのではないでしょうか。自分と同じ環境に子供を置きたくないと考えているのかもしれません。
唐田えりかはどうでしょう。妻子持ちと知ってても不倫し続けた図太い女という報道もありますが、事実はわかりません。でも、19歳の女の子が妻子ある男性に3年も一方的に夢中になりつづけられるでしょうか。仮にそうだとしたら、ある意味一途過ぎて私は尊敬しますし逆に超交感です。インスタやSNSでの表現も取り立たされていますが、19歳～22歳の女の子。好きな男性のことくらいつぶやいても何もおかしくないです。何が言いたいのかと言うと、男性側（東出）にもうまくコントロールされていたのではと感じます。妻子がいるけどあなたが好きくらいのことは言っているだろうし、関係が続くような態度や行動がないと、月数回に人目を隠れて会うだけの関係が続くとは到底思えません。
東出昌大は、一生許されることのない事実を抱えて今後生きていくことになります。仮に杏ちゃんに許されたとしても、世間の目も厳しいでしょう。いまは相当のダメージを受けていると思いますが、そんなことは過去のことになって、原田龍二や石田純一のように復活することもあるでしょうか。私は役者として生き残るとは思います。華はあるし、実力もあります。しばらくは見なくなりますが、またスクリーンで観れるのを私は楽しみにしています。
そういえば・・・2020年5月に「コンフィデンスマンJP」が公開のはずですが・・・？
感想～映画としては面白い～
寝ても覚めても、好きな人は同じ顔。皮肉にも同じ役者（東出昌大）であるから表情に艶がでているように見えます。また、映像は日本映画的な美しさが光ります。『ジョゼと虎と魚たち』のような朝焼けや川を流れる水、冷たい海や川沿いの緑。光の加減で感情が伝わる演出など、実は結構いい映画です。
話題のなり方が残念でなりませんが、映画館で観たかった作品です。
裏感想
東出昌大はやっちまったな。
同時並行でよく3年間も。家に帰らない日に出会ってたんでしょう。間違いなくやらかしているけど、これだけ表沙汰になったら逃げられない。女性からは避難轟轟だと思うけれど、もはや堂々と「どちらも好きだった！止められなかった。」くらいに自分の行動に責任を持ってくれた方がすっきりするかもしれません。子供が物心つくまでにはまだ時間があります。いまならやり直せるはず。スゴくお芝居の上手な役者さん。渡辺謙のように役者として生き残ってほしい・・・この先どうなるか注目です。しかし、やるなら完全犯罪で墓場まで責任もって持っていくくらいしてほしかった。死後にノートとか出てきて実は超モテてましたならまだしも、ガッツリ世に出てしまったわきの甘さ。
ちなみに、唐田えりかの演技は良かったには良かったが、どこかまだ下手さと言うか未熟さを感じました。
あと何作かを経て女優さんとして磨かれるはずだったはずですが、
今後どうなるかはいま見えないのでしょうね。
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最後までご覧いただきありがとうございました！別のレビューもぜひ観て下さいね。
コメント
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