はいどうもこんにちは、ミギーです!
今回紹介する映画は【YESTERDAY】
良かった~!胸がいっぱいです。
正直ビートルズを知らなくても面白いけど、ビートルズとエド・シーランのライブ映像をいくつか観て鑑賞すると良さそう!
コメディ要素もたっぷりで、脚本が良かった。
『アバウトタイム』や『ラブアクチュアリー』を手掛けた、リチャード・カーティスなのですね。本作を見て「感動した!」と言う方に本当におすすめです。
今なら30日間無料で、観れますよ~!
『ボヘミアンラプソディ』や『ロケットマン』など、2019年は実際に活躍したアーティスト題材の作品が多いですが、
本作はほっこり泣けて心温まる感じのラブストーリーです。
この作品は、
デートでOK!夫婦でOK!友人や家族でOK!
劇場でビートルズも大音量で聴けるので、そうゆう意味でも楽しめる一本。
早速レビューいってみます!ネタバレ気味なのでご注意下さい!
正直『夢オチ』と思っていました
予告編で、主人公は頭を打って倒れてしますのですね。
そして目覚めたらビートルズをみんな知らない世界になってたと。
完全に夢オチのフラグ立ってると思っていました。
しかし違ったんです!
映画を最後まで観たらなんと夢オチじゃない!
そうゆう世界のまま続いて終わっていきました(笑)
なるほど、こっち系か~(よく考えたらアバウトタイムもそうだった。)
なくなったのはビートルズだけじゃない
コカ・コーラ、タバコ、ハリー・ポッター・・・
なんかいろいろなくなっているという。
共通点とかあったのかな?
タバコのない世界は個人的には賛成。
今回ビートルズは耳コピで再現できたけど、コーラとかタバコとか個人で作れない(再現しようがない)よね。ハリー・ポッターなら、なんとなく書けるかも?
・・・いや、無理ですね(笑)
そう考えると、主人公のジャックはスゴい。
ビートルズの音楽性が多くの人に認められるのは理解できるとして、楽曲を利用して、音楽界のスターまで駆け上がることが果たしてできるのだろうか?
例えば私はラルク・アン・シエルというバンドが好きで、アルバム曲まで結構歌えます。しかしですね、『HONEY』とか『風の行方』とか『bravery』とか歌ったところで、全然響かないと思うんです。聞き手側に。
ここが本作の絶妙なポイントで、
主演のヒメーシュ・パテル、表現含めてめちゃくちゃ上手い!!
んです。なんというか自分のものにしていて、監督もオーディションで映画ほぼ未経験の彼を起用したのは、音楽を聴いたことが理由とインタビューで話しています。
脚本も良かった。たまたまエド・シーランが聞いてて(というかこちらご本人登場で)そこからのトントン進む感じに違和感があまりありませんでした。
そして彼の歌声は引けを取らなかった
エド・シーランと”歌でバトルする”という普通の一般ピープルなら死んでるようなシチュエーションでも、彼のピアノソロはグッとくるものがありました。
歌のバトルでエドは「(ジャッジをするまでもない)負けたよ」と言うのですが、結構ホントっぽく聞こえたのはビートルズへの尊敬だけではなかったはずです。
際立つリリー・ジェームスの美しさ
どっかで見たことあるなと思ったら『シンデレラ』の女優さんだった!当たり前ですが作風が全く違うので最初気づきませんでした。主人公のジャックを献身的に支え続ける姿にもう男性としてはグッときますよね。
リバプールのベッドシーンの彼女が最も可愛いし良かった。
ビートルズを世界で一人だけしか知らない世界じゃなかった
劇中でフラグは立っていたけど、1人じゃなかったよね(笑)
イエローサブマリン夫婦(←勝手に命名)がいい味だしてて転機になるのだけど、あの調子でいくと、もっと出てきそうな気が(笑)余計なツッコミですが、逆にあのタイミングで言い出すことが、ジャックを楽にした部分があるんでしょうね。
誰にも言えなかったし、言ってもわかってもらえなかった秘密を共有することが出来た。そして咎められることなくいい夫婦だったというのが、また脚本の優しさというかいいところ。
YESTERDAYを歌うあのシーンは録音じゃない
映画館で聴いていて、結構鳥肌立ちました。普通にうまい!と思ったら、
あれは録音ではなく撮影時の音声をそのまま使ったもの。
スゲー!超いい感じじゃん!って思っちゃいました。
先ほども述べましたが全体的に歌がうまい。『ボヘミアン・ラプソディ』は口パクなんですよね~(それでもすごいけど)ギターもピアノも弾けちゃうあたり、この役者さん伸びそう。
マネジャー役のケイト・マッキノンの存在感
個性的なキャラが多い中でも彼女の存在感スゴイです(笑)
ほどよい業界人感やギラギラ感、ジャックとの掛け合いが面白い。顔芸っぽいのも良かった。
まさかのジョン・レノンご本人登場?!
ビートルズを誰も知らないはずの世界だけど、ジョン・レノンは実在しているという設定。 現実のジョン・レノンはすでに他界しています。本作は78歳のジョン・レノン役の方が登場します。 英国アカデミー賞の主演男優賞を受賞しているロバート・カーライルという役者さんです。
ここのシーンがまたいいんですよね。ジョン・レノンは日本人女性のオノ・ヨーコを結婚したことは有名な話ですが、今のようにハーフが一般的ではない時代でマスコミや周囲からは様々な反対があったり障害があったと言われています。
主人公ジャックが、ジョン・レノンに「あなたは今幸せですか?」と聞き、「幸せだ」と即答します。 「愛する人がいて、愛を伝えているから」と。
そしてハグして走り出す。
くぅぅぅううぅぅぅぅぅぅぅ!!!いいシーンだ。
最後のライブシーン良かったなぁ。私がリリーなら(あんな大画面に映されて)絶対イヤだけど(笑)見てる側としては感動しました。
『All you need is love』(愛こそすべて)
ここが本作のコアメッセージですね。
個人的にはとてもほっこりしました。
まとめ
傑作ともB級映画とも言い難い作品なのですが、個人的には好きな作品です。
『アバウトタイム』の評価が高い人には刺さるのではないかと思います。
そして、エンドロールはYESTERDAYじゃないのか!っていう。(笑)
『Hey Jude』でした。なんでだろう?しかも音楽内で字幕流しきれなくて最後は無音という。映画館のエンドロールラストで緊張感走りましたよ(笑)
最後までご覧いただきありがとうございました!
次のレビューも見て下さいね。
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