実写版『ライオンキング』は超教育に悪いという感想

ミュージカル

はいどうもこんにちは、ミギーです!
今回は実写版『ライオンキング』を観てきました。

今作は“超実写化”とだいぶ騒がれていたのですが、
とにかく映像がスゴい!

もう映像についてヤバいです!
めちゃくちゃ感動しました!!!

「こんなに映像の技術って進んでいた」のかと。
スタンディングオベーションものでした。

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ストーリーは・・・

「わが子には見せたくない」というミギーの見解です。
自分自身も子供の頃に1回しか観ていない上、
とても原作に忠実で、なかなか否定しにくいところではありますが、
私は教育上は見せられないと感じております(笑)

なんですか、ムファサは。
ハイエナの巣から戻ってきたシンバを大激怒するのかと思いきや、じゃれて終わり。
「あそこであんなじゃ、
子供に舐められて終わりだよ」
と一緒に観た妻がポロリ・・・同感です。


その後、現実逃避したと思いきや、きちんと王に返り咲き。
まぁそうゆう話ということで理解すればありだし、
たしかに普通に面白いのですがイマイチ刺さりませんでした。

「ハクナ・マタタ」に共感できない

王(キング)になるために、もっと深い葛藤や苦しみがあっても良かった
というのがストーリーへの感想です。
王の子供だからすぐ王になれると思ってしまうような展開が良くない。
なんか、王の風格を漂わすのにあれでは弱い。
「ハクナ・マタタ」なんて歌いながら育った子供が、
あの程度の試練と葛藤で力強い王になれるのか?

そのための経緯(プロセス)は不足していないか?
ディズニーは、一度胸に手を当てて考えて見てほしい。
私は足りないと思う。
正直映像がスゴいで褒めくくれば良かったであろう本作ですが、
敢えて言っておきたいのは、
3ヵ月後に子供が生まれるからという、個人的な背景から・・・

映像の圧倒的な力

冒頭に「サークル・オブ・ライフ」のショットが流れますが、
そこだけがアフリカで実際に撮影された実写映像。

それ以外は1490ものショットで構成されるフルCG制作なのですが、、、
正直実写なのかCGなのか区別がつきません!!(笑)
それくらい圧倒される映像です。
製作スタートは2016年下旬と言われているので、
約2年ほどをかけて制作された模様。
今は大変に驚かされたこの映像も数年後には当たり前になっているのかも?

エルトン・ジョン×ビヨンセという豪華な音楽

原作(1994年)で使用されたエルトン・ジョンらの楽曲が使用されています。
加えてビヨンセによる新曲「Never Too Late」(エンドクレジットで使用)、
「Spirit」(劇中歌)などが使用されています。
日本盤CDは、本国オリジナル・キャストによる英語歌を収録した「英語版」、
吹替版キャストによる日本語歌を収録した「日本語版」、
そして両方を収録した「デラックス版」の3種類で発売中。
思えば、エンドロールは3曲流れていたような・・・(笑)

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原作好きなら納得感(満足感)は高い

1994年のオリジナルにかなり忠実に作られています。
以下、違いがまとまっていたので転載。

シェンジは実際のハイエナの生態に基づき、リーダーとして雄のアジジやカマリに命令を出している。

スカーがシンバをヌーの暴走へ巻き込む口実が「ゾウの墓場へ立ち入ったシンバとムファサの和解をとりもつ」ためとなっている。

ザズーはオリジナル版でスカーが王位に就いてからはやむなく彼に仕えるが、本作ではサラビを「陛下」と呼び忠節を尽くしていた。また、シンバの帰還時は彼を「国王陛下」と認め、初めから最終決戦に参加している。

シンバとナラの再会のシーンでは、オリジナル版でのナラはシンバとは気づかず誰?と問いかけるがこちらは初めからシンバ?と気づく。

シンバはムファサの幻と対面後、ラフィキとのふざけ合いの後に王国へ戻ったオリジナル版と異なり、ラフィキから「お前は誰だ?」と問われ、「僕はシンバ。ムファサの息子だ!」と答えた後に王国へ向かう。また道中にナラとも合流し、会話を聞いたティモン達も遅れて合流した。

ムファサの名前を耳にしてスカーが激怒する場面はなく、ハイエナ達の食事も優先的に確保している。

ティモンとプンバァがハイエナたちのおとりになるシーンで、オリジナル版ではティモンが即興でフラダンスをしているが、フルCG版では美女と野獣の「Be Our Guest」の語り部分~歌いだしをティモンが行っている

25年前の作品を子供の頃に観ているので、
「あ~たしかにこんな感じだった!」という感じですが、
当然ながら子供のころ観る本作と、大人になってみる本作は違います。
また数年後にみたらきっと感想も変わっているかもしれません。

観る人を選ばない

デートでも友達とでも親子でもOK。
安心・安定のディズニー映画なので、誰にでもオススメできます。
ぜひ、映像美を劇場で体感してください!!

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